就職活動は「できること」よりも好奇心や直観を大切に!

私は高専の情報工学科出身で、プログラミングについて幅広い分野を学んでいました。
プログラミングの基礎や構造を学んでいたので、新しく扱う言語でも共通することが多く、業務に役立っているなと感じることが多いです。発展的な内容に挑戦できるのも高専で基礎を学んでいたおかげです。
逆に言えば、私は本科生だったのでチーム制作のような経験はほとんどありませんでした。卒業研究も短期間のもので、チーム開発の知識や経験は社会人になってから身に着きました。
漠然とプログラマとして就職するということだけ決めて、合説に参加したり、求人票をチェックしてみたりしたものの、他社では設備や働く環境のすばらしさはわかっても、実際に何ができるのか、どんな人と一緒に働くのかがイメージできず、ピンときませんでした。
そんなときに、OBがいる企業として目に留まったのがWatの求人票でした。学校フォーマットの求人票に書かれた情報はわずかですが、そのなかにも「人」を大事にしていることや、新規事業や自社サービスについてなど、会社の未来について書かれていたので、話を聞いてみたいと思いました。
高専は就職活動が特殊で、基本的には併願することができません。そのため、正式に応募する前に、OBの方にメールで不安なことや気になることをいくつか質問させていただいたんですが、どの質問にも丁寧に答えてくださったのが印象に残っています。
私が就職活動をしていた2020年は、ちょうどコロナ禍で大半の企業がWeb面接でしたが、Watは対面の面接で、雰囲気も良く、リラックスして話すことができましたし、一つ一つの質問を深堀して、興味を持って聞いていただけたことが嬉しかったです。選考に関わっていただいたのは数名ですが、この人たちとなら、プログラマとして安心してスタートを切れると思ったので、入社を決めました。
現在は、某組合向けのWebアプリ開発がメインの業務です。利用者様が使われるアプリの管理画面のバックエンド開発をしています。入社して最初の配属からずっと関わっており、ごく簡単なものから始めて行って、少しずつレベルアップしています。入社から3年が経っても常に新しいことにチャレンジしているので、難しい処理に苦戦することもありますが、完成したときには達成感があります。
また、3か月ほど前から研修プロジェクトでフロントエンド開発にも挑戦しています。フロントエンドにはずっと興味がありましたが、まったく知識が無い状態で自己学習するのも難しかったので、いい機会だなと思いましたし、実務にも生かせると思い、チャレンジすることにしました。フロントエンドは、バックエンドと違い、画面上で結果がすぐに反映されるので、目に見えて完成がわかる楽しさがあります。
他の人と一緒に働くうえでのマナーは身についていると思います。
学生時代、コードは自分さえ分かれば良かったのですが、業務では他の人が見ても分かるコードを書くことがマナーです。変数名などを何の変数なのか分かるように書くことや、複雑な動きをしているところにはコメントを残すなど、すぐに理解して進めてもらえるように意識して書いています。
私は色んな人と協力して作り上げていく仕事の過程に面白さを感じています。今はプログラマとして開発に関わっていますが、Watに入社した理由の一つには、自社サービスや新規事業に携われるということもあったので、ちょうど動き始めようとしている新規事業のプロジェクトにはぜひ関わりたいと思っています。
仕事終わりは、業務中に分からなかったことを調べたりすることが多いですが、休日は仕事のことを忘れて趣味に没頭しています。
そんなに頻繁ではないですが、共通の趣味を持つWatの先輩、後輩とは一緒に出掛けることもあり、仲が良いです。
最近はフロントエンドに携わっているので、日常でもUIを意識するようになりました。ネットサーフィンしているときに、かっこいいなと思うサイトがあれば、どのように実装しているのか調べたり、スマホ、PC、タブレットの3パターンの表示を意識的に見るようにしています。
実際に業務で役立ったのは、ボタンの配置について話し合いをしている時です。普段から意識して見ていたからこそ、一般的に使いやすいボタンの配置をすぐに思い浮かべて意見を出すことができました。
慣れない言語を使うときはどうしても行き詰まってしまいます。
バックエンドに関しては、学生時代から学んでいたことと、業務で扱っている期間も長いため、言語が変わっても、ある程度「こんな機能があるだろう」と予測して調べることができますが、フロントエンドは全く初めてなので、そういった見当をつけることができません。
さらに、先輩からは公式サイトで調べるように言われていますが、公式サイトは英語で書かれているので、わからない単語を翻訳しながら読み進めるのが大変です。
作っているペースにもよりますが1日の半分くらい調べているときもあります。調べている内容が見当違いだと答えにたどり着けないので、自分の中で15分から30分考えて答えが出なかったら聞く、というように決めています。
ただ、Watの先輩はしつこいぐらいに確認しても「自分で調べろ!」という人はいないので、私も後輩から頼られる、質問しやすい先輩になりたいなと思っています。
自分の分からないことを理解して質問ができ、自分の間違いを認められる人と一緒に働きたいです。
失敗から目を逸らさない人は成長できると思うので、そんな方と一緒に技術を高めあえればと思います。
まだ知識が十分ではないと感じるので、知識をアップデートしていきたいと思っています。
今はわからないことがあったときに、「自分で調べてみて、こういうやり方を見つけたけどうまく行かない」という説明ができるようになりました。しかし、入社したての頃は「自分がわからないことがわからない」という状態で、先輩がそれを整理して、やり方を教えてくれるという状況でした。
なので、先輩がわたしにしてくださったように、知識を増やし、後輩に質問されたときに一緒に考えて、ベストな答えが出せるようになっていきたいです。
自分ができることから探すのではなく、好奇心があることから探す方が成長すると思います。直感を大事にしてください!
Watは優しい先輩がたくさんいらっしゃいますし、質問がしやすい環境です。モノ作りが好きな人は大歓迎なので、ぜひインターンや説明会に参加してください!